2015年12月21日月曜日

オーストラリア首相 日本の調査捕鯨再開を非難

日本が南極海での調査捕鯨を再開することに関して、オーストラリアのターンブル首相は18日、東京都内で行われた経済団体との会合で「失望している」と述べ、非難しました。
日本を訪れているオーストラリアのターンブル首相は18日、東京都内で日本商工会議所など経済団体が開いた会合に出席しました。
この中で、ターンブル首相は「日本が南太平洋で再度、捕鯨を行っていることに失望している。両国の前向きな関係の中で問題点の一つだ」と述べ、日本が南極海での調査捕鯨を再開することを非難しました。
また、ターンブル首相は「日本とオーストラリアの関係は強力であり、成熟しているからこそ、率直に敬意を持って話し合うことができる」などと述べ、捕鯨以外の分野では、両国の協力関係をさらに発展させていきたいという考えを示しました。
一方、日本商工会議所の三村会頭は、オーストラリアが進めている新しい潜水艦の共同開発国の選考に触れ、「日本の製造業は世界最高水準の技術力や豊富なノウハウがある。オーストラリアのイノベーションにも貢献できる」と述べ、日本を共同開発国とするようPRしました。

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