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2018年1月24日水曜日

豪政府、グレートバリアリーフ保護に53億円拠出 白化現象など深刻化で

日本経済新聞より
 【シドニー=高橋香織】オーストラリアのターンブル首相は22日、世界最大のサンゴ礁地帯、グレートバリアリーフの保護活動に今後1年半で6000万豪ドル(約53億円)を拠出すると発表した。オニヒトデによる被害や、サンゴの白化現象が深刻化していることに対応する。
サンゴの保全に取り組む監視員ら=ロイター
サンゴの保全に取り組む監視員ら=ロイター
 資金の61%を農家対策にあてる。サンゴの天敵オニヒトデのエサとなる肥料が海に流れ込まないよう、農家に肥料の使用削減を求める。また、オニヒトデ退治に携わる専用船を3隻から8隻に増やす。
 サンゴ再生に向けた研究開発(R&D)拠点となっているオーストラリア海洋科学研究所(AIMS)への資金も増額する。
 グレートバリアリーフでは海水温上昇が原因とされる大規模な白化現象が確認されている。地球温暖化が原因とみられ、サンゴ礁の消滅が危惧される。ターンブル首相は「グレートバリアリーフの経済効果は年64億豪ドルに上る」と強調し、保護に努める考えを示した。