情報提供:西オーストラリア州政府観光局
2025年9月1日(月)、西オーストラリア州の州都「パース」近郊にある人気観光地「フリーマントル」に、ラグジュアリーなブティックホテル「ガードホテル」がオープンいたしました。
世界遺産「旧フリーマントル刑務所」をはじめ、歴史的建造物が多く残るこの街の中心部に誕生する新ホテルは、「フリーマントル」の新たな滞在拠点として早くも注目を集めています。
フリーマントルは、州都パースの中心部から電車で約30分の距離にある港町で、19世紀のコロニアル建築が残る美しい街並みが魅力です。
全83室を擁する「ガードホテル」は世界遺産「旧フリーマントル刑務所」に隣接する歴史的建物をリノベーションした特別な宿泊施設で、旧看守宿舎を改装した「ワーダーズホテル」とともに、複合施設「ガード&ワーダーズコテージ」として合計106室を提供します。かつて看守が暮らした住居を現代に甦らせ、150年以上続く街の物語を体感できるのが特徴です。
「ガードホテル」には、地元食材を使ったモダンなオーストラリア料理を提供するレストランや、サウナとアイスシャワーを備えたウェルネスセンターなど上質な設備が充実しており、街の歴史と文化を感じながら、モダンでラグジュアリーな滞在が叶います。
「ガードホテル」のホスピタリティディレクター ティム・バックトン氏は次のようにコメントしています。
私たちは、新しくオープンする「ガードホテル」でお客様をお迎えできることを大変楽しみにしています。「フリーマントル」の中心部に位置する「ガードホテル」は、デザイン性を重視したブティックホテルで、洗練された没入感ある滞在をご提供します。
端正な建築デザインと温かみのある質感のインテリアによって、「フリーマントル」の産業遺産とクリエイティブな精神を現代的に表現しています。「ガードホテル」では、海外からの旅行者はもちろん、地元の方の短期滞在にも最適な、「フリーマントル」での新しいブティックラグジュアリーの体験を提供します。「ガードホテル」は、「フリーマントル」におけるプレミアムな宿泊サービスの新たな転機になると確信しています。
■「ガードホテル」概要
〔オープン日〕
2025年9月1日(月)
〔アクセス〕
パース駅からフリーマントル駅まで電車で30分、フリーマントル駅からホテルまで徒歩10分
〔ガードホテル 公式サイト〕
https://gardehotel.com.au/
〔施設概要〕
* 「旧フリーマントル刑務所」と共にかつて街の司法制度の要であった「旧フリーマントル警察本部」の跡地に誕生。
* 83室のこだわりのゲストルームとスイートは、海沿いの港町「フリーマントル」の歴史的な建築美と現代的なデザインの融合が特徴です。
* かつて「旧フリーマントル警察本部」の看守が暮らした旧看守宿舎を改築した歴史的建物「ワーダーズホテル」と隣接し、複合施設「ガード&ワーダーズコテージ」として合計106室が利用可能となります。
* レストラン「アングルシー」は、「フリーマントル」で人気のレストランチームが手がけ、地元の高級食材を使い日本と韓国のエッセンスを取り入れたモダン・オーストラリア料理をお楽しみいただけます。
* ウェルネススペースでは、心地よいサウナやリフレッシュ効果のあるアイスシャワーを組み合わせたコントラストセラピーをご体験いただだけます。
■ 港町「フリーマントル」を満喫! ガードホテルを拠点に楽しむ、街歩きのToDoリスト
1829年にイギリス人入植者によって開拓された「フリーマントル」は、英国風の美しい建築が今も残る歴史と文化の街です。コロニアルな街並みや、カフェやレストランが軒を連ねる「カプチーノ通り」、1897年から続く伝統ある「フリーマントルマーケット」など見どころが点在しています。白い砂浜のビーチや港の風景も加わり、多彩な魅力が訪れる人々を惹きつけます。
街の中心部に位置する「ガードホテル」は、これら主要スポットへのアクセスも抜群で、多くの観光地が徒歩圏内です。名所から穴場まで満喫できるウォーキングツアーも人気です。街角には色鮮やかなウォールアートが点在し、散策の楽しみを引き立てます。新ホテル「ガードホテル」を拠点に、「フリーマントル」を満喫するToDoリストをご紹介します。
◎ カプチーノ通りで優雅にコーヒータイム
「ガードホテル」からすぐの通り「サウス・テラス」は通称「カプチーノ通り」と呼ばれ、多くのカフェやレストランでにぎわいます。早朝からオープンしているカフェも多く、パラソルを立てたテラス席が並ぶフォトジェニックな街並みで、モーニングやブランチにぴったりです。
◎ 伝統あるマーケットでローカル気分を満喫
「カプチーノ通り」に面する「フリーマントルマーケット」は、1897年から続く歴史あるマーケットです。新鮮な地元の農産物をはじめ、人気のスイーツやハンドメイド雑貨など、150店舗以上のショップが出店し、ローカル気分でショッピングを楽しめます。毎週金.日の週末に開催され、お土産探しに最適のスポットです。
→ フリーマントルマーケット公式サイト
https://www.fremantlemarkets.com.au/
◎「フリーマントル」の世界遺産を観光
「旧フリーマントル刑務所」は、1850年代に西オーストラリア州最初の監獄として建てられ、2010年に世界遺産に登録されました。経験豊富なガイドによるツアーが毎日開催されています。
「トンネルツアー」では、刑務所の地下20メートルに広がる全長1キロのトンネルを徒歩やボートで探索できます。夜の「トーチライトツアー」では、冤罪による投獄や死刑執行の失敗例など、刑務所にまつわる暗い歴史を体感できます。
→ 旧フリーマントル刑務所 公式サイト
https://fremantleprison.com.au/visit-us/japanese/
◎ 漁港のアイコニックなスポットで記念撮影
1900年代初頭から本格的な漁港として営業している「フィッシング・ボート・ハーバー」の桟橋沿いにある“LOVE FREO”のモニュメントは、人気フォトスポットの一つ。
「フリーマントル」は「FREO=フリオ」の愛称で地元の人々に親しまれています。
◎ 都会のビーチで夕日を見ながらチルタイム
「フィッシング・ボート・ハーバー」から徒歩2分で行ける都会のビーチ「べイザーズ・ビーチ」も必見です。
べイザーズ・ビーチ
フリーマントルの街並み
フリーマントルの街並み
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2025年9月8日月曜日
2025年8月12日火曜日
西オーストラリア州 / 「ムルジュガの文化的景観」がユネスコ世界遺産に新たに登録!
情報提供:西オーストラリア州政府観光局
このたび、西オーストラリア州の「ムルジュガの文化的景観(Murujuga Cultural Landscape、以下「ムルジュガ」)」が、2025年7月11日にユネスコの世界遺産リストに正式登録され、オーストラリアで最も新しい世界遺産となりました。
ピルバラ海岸線の美しいターコイズブルーの海を背景に広がる「ムルジュガ」は、悠久の時と深い精神、生きた文化が息づく場所として国際的に評価されました。
「ダンピア諸島」と「バーラップ半島」に位置する「ムルジュガ」は、地球上でもっとも重要な文化的景観のひとつです。
幾層にも重なる赤い岩の断崖には、推定5万年以上前に遡る約200万点もの岩絵(ペトログリフ)が刻まれています。
これらの古代の岩絵には、土地・海・儀式・家族・精霊といった物語を通して、アボリジナルの人々とこの地の深い結びつきの記録を見ることができます。
西オーストラリアの独自性と誇りを守り続ける「ムルジュガ」は、オーストラリア国内で21番目に登録された世界遺産であり、先住民アボリジナル文化の価値としては国内で2件目の評価を受けています。
「ムルジュガ」の中心には、「ンガルダ=ンガリ(Ngarda-Ngarli)」と呼ばれる5つの言語グループからなるアボリジナルの人々がいます。彼らはこの土地と海の守り手として、その保護と継承に努めています。
ンガルマ語で「ンガラ」は「国」を意味し、彼らにとって「ムルジュガ」は単なる故郷ではなく、「生きた祖先」であり、「物語の継承者」であり、文化的な営みが今も続く特別な場所です。
空から見下ろすと、「ダンピア諸島」はインド洋に点在する起伏のある42の島々からなり、その広さは10万ヘクタールにも及びます。この地を訪れる際は、自然と文化への敬意を払い、文化的配慮・共同の保護意識の大切さを理解することが求められます。
今回のユネスコ世界遺産登録は、「ムルジュガ」に残る驚異的な岩絵だけでなく、「ンガルダ=ンガリ」の人々が今も受け継ぐ生きた伝統やこの土地との精神的なつながり、さらに何世代にもわたって継承されてきた卓越した文化的知識を評価したものです。
■「ムルジュガ」への旅へ
伝統的な所有者によるガイド付きツアーを通して、「ムルジュガ」の豊かな文化を体験できます。
数千世代にわたりこの土地とともに生きてきた人々の視点から、古代の岩絵を目にできる貴重な機会です。
「ムルジュガ」の赤い岩の上を歩くことで、世界に認められた、地球上で最も古い物語の一つに触れることができます。
ガイドツアーは、「バーラップ半島」への玄関口となる町「カラサ」から参加できます。
★ アクセス
州都「パース」から「カラサ」まで飛行機で約2時間。
空港からはレンタカー利用可能。また多くのガイドツアーでは送迎も含まれます。
** 西オーストラリア州政府観光局では、この大地を伝統的に守り継いできた先住民アボリジナルの人々に感謝し、今後も彼らの大地、水、文化との継続的なつながりを尊重します。過去、現在、そして未来の全てのアボリジナルの人々に敬意を表します。
ピルバラ海岸線の美しいターコイズブルーの海を背景に広がる「ムルジュガ」は、悠久の時と深い精神、生きた文化が息づく場所として国際的に評価されました。
「ダンピア諸島」と「バーラップ半島」に位置する「ムルジュガ」は、地球上でもっとも重要な文化的景観のひとつです。
幾層にも重なる赤い岩の断崖には、推定5万年以上前に遡る約200万点もの岩絵(ペトログリフ)が刻まれています。
これらの古代の岩絵には、土地・海・儀式・家族・精霊といった物語を通して、アボリジナルの人々とこの地の深い結びつきの記録を見ることができます。
西オーストラリアの独自性と誇りを守り続ける「ムルジュガ」は、オーストラリア国内で21番目に登録された世界遺産であり、先住民アボリジナル文化の価値としては国内で2件目の評価を受けています。
「ムルジュガ」の中心には、「ンガルダ=ンガリ(Ngarda-Ngarli)」と呼ばれる5つの言語グループからなるアボリジナルの人々がいます。彼らはこの土地と海の守り手として、その保護と継承に努めています。
ンガルマ語で「ンガラ」は「国」を意味し、彼らにとって「ムルジュガ」は単なる故郷ではなく、「生きた祖先」であり、「物語の継承者」であり、文化的な営みが今も続く特別な場所です。
空から見下ろすと、「ダンピア諸島」はインド洋に点在する起伏のある42の島々からなり、その広さは10万ヘクタールにも及びます。この地を訪れる際は、自然と文化への敬意を払い、文化的配慮・共同の保護意識の大切さを理解することが求められます。
今回のユネスコ世界遺産登録は、「ムルジュガ」に残る驚異的な岩絵だけでなく、「ンガルダ=ンガリ」の人々が今も受け継ぐ生きた伝統やこの土地との精神的なつながり、さらに何世代にもわたって継承されてきた卓越した文化的知識を評価したものです。
■「ムルジュガ」への旅へ
伝統的な所有者によるガイド付きツアーを通して、「ムルジュガ」の豊かな文化を体験できます。
数千世代にわたりこの土地とともに生きてきた人々の視点から、古代の岩絵を目にできる貴重な機会です。
「ムルジュガ」の赤い岩の上を歩くことで、世界に認められた、地球上で最も古い物語の一つに触れることができます。
ガイドツアーは、「バーラップ半島」への玄関口となる町「カラサ」から参加できます。
★ アクセス
州都「パース」から「カラサ」まで飛行機で約2時間。
空港からはレンタカー利用可能。また多くのガイドツアーでは送迎も含まれます。
** 西オーストラリア州政府観光局では、この大地を伝統的に守り継いできた先住民アボリジナルの人々に感謝し、今後も彼らの大地、水、文化との継続的なつながりを尊重します。過去、現在、そして未来の全てのアボリジナルの人々に敬意を表します。
2025年6月20日金曜日
カンタス ”世界で最も安全なエアライン”
【ACT14日】 航空業界の専門らから成る「42kft.com」は、世界で最も安全なエアラインにカンタス航空を選んだ。カンタス航空のパイロットは世界142の航空会社中、最も訓練・自己鍛錬され、プロフェッショナルと評価された。
カンタスの次にカタール航空、エアニュージーランド、キャセイパシフィック航空、エミレーツ航空が続いた。国内のヴァージン・オーストラリア航空も6位に入った。
ジェフリー・トーマス編集長は「カンタスの安全性に並ぶものはない。過去60年間ほとんどすべての運航安全性でトップを主導してきた」と話した。
格安航空会社では、香港エクスプレス航空が1位、オーストラリアのジェットスター・グループは2位だった。3位は英国のイージージェット、4位はアイルランドのライアンエアー、5位はマレーシアのエアアジア・グループが選ばれた。
ソース:news.com.au – Airline experts rank Qantas the world’s safest airline
2025年5月19日月曜日
グレートバリアリーフ マスターズゲームズ 2025
2年に1度開催される国際的なスポーツ大会「グレートバリアリーフマスターズゲーム」が今年も開催されます。主に35歳以上の方々を対象とした本大会では、競泳、フットサル、スカッシュといった人気競技に加え、過去最多となる全24種目のスポーツで参加者たちが競い合います。
本大会には、オーストラリア国内はもとより、アメリカ、インド、シンガポール、アフリカなど世界各国からエントリーがあり、その数は約2,500名にのぼる見込みです。
マスターズ登録をお持ちの方であれば、日本からの参加も可能です。
競技だけでなく、大会期間中には参加者同士の交流を深めるさまざまな社交パーティーも開催されます。
ジャングルをテーマにしたオープニングパーティーや、70年代ディスコを彷彿とさせるディスコフィーバーパーティーなど、エスプラネードを舞台に趣向を凝らしたパーティーが連日開催され、各回ではベストドレッサー賞も選ばれます。
チームメイトと共におしゃれをしてパーティーに参加することも、本大会の醍醐味の一つです。
【開催概要】
* 開催日程: 2025年5月29日(木)~ 6月1日(日)
* 開催地: ケアンズ&グレートバリアリーフエリア
* 競技種目:
AFL、アーチェリー、陸上競技、野球、バスケットボール、ビーチバレーボール、クリケット、 サイクリング、フットサル、ゴルフ、ホッケー、屋内ローイング、ネットボール、ピックルボール、 ラグビーリーグ、射撃、ソフトボール、スカッシュ、競泳、オープンウォータースイミング、テニス、 トレイルラン&ウォーク、ウェイクボード
* 大会HP(英語): https://www.gbrmg.com.au/
* 大会エントリー(英語) https://www.gbrmg.com.au/register
本大会には、オーストラリア国内はもとより、アメリカ、インド、シンガポール、アフリカなど世界各国からエントリーがあり、その数は約2,500名にのぼる見込みです。
マスターズ登録をお持ちの方であれば、日本からの参加も可能です。
競技だけでなく、大会期間中には参加者同士の交流を深めるさまざまな社交パーティーも開催されます。
ジャングルをテーマにしたオープニングパーティーや、70年代ディスコを彷彿とさせるディスコフィーバーパーティーなど、エスプラネードを舞台に趣向を凝らしたパーティーが連日開催され、各回ではベストドレッサー賞も選ばれます。
チームメイトと共におしゃれをしてパーティーに参加することも、本大会の醍醐味の一つです。
【開催概要】
* 開催日程: 2025年5月29日(木)~ 6月1日(日)
* 開催地: ケアンズ&グレートバリアリーフエリア
* 競技種目:
AFL、アーチェリー、陸上競技、野球、バスケットボール、ビーチバレーボール、クリケット、 サイクリング、フットサル、ゴルフ、ホッケー、屋内ローイング、ネットボール、ピックルボール、 ラグビーリーグ、射撃、ソフトボール、スカッシュ、競泳、オープンウォータースイミング、テニス、 トレイルラン&ウォーク、ウェイクボード
* 大会HP(英語): https://www.gbrmg.com.au/
* 大会エントリー(英語) https://www.gbrmg.com.au/register
2025年4月2日水曜日
オーストラリア観光賞2025でシーワールド・クルーズが金賞
毎年、オーストラリア国内の観光業における優秀な企業に贈られるオーストラリア観光賞(Australian Tourism Awards)が3月15日に発表となり、ゴールドコーストのシーワールド・クルーズがTourism Restaurants & Catering Services部門で見事金賞を受賞しました
詳細
2025年3月7日金曜日
時速10キロにスピードダウン! のろまなサイクロン、上陸は8日早朝にずれ込む
日本の気象衛星「ひまわり8号」が撮影したサイクロン「アルフレッド」(国立研究開発法人情報通信研究機構=NICTの「ひまわりリアルタイムWebより) オーストラリア気象局(BOM)の発表によると、サイクロン「アルフレッド」は東部夏時間(AEDT)の6日午前11時現在、クイーンズランド州南東部ブリスベンの東方245キロ、同ゴールドコーストの北東225キロ(南緯27度40分、東経155度50分)のタスマン海上にあると見られる。
引き続きブリスベン付近に向かって西に進んでいるが、時速10キロとゆっくりとしたジョギング程度のスピードまで減速した。
このため、上陸が予測される時間帯は、現時点で「土曜日(8日)の非常に早い朝」(BOM)に延びた。5日午前時点の予報から約24時間遅れる。
上陸地点は、サンシャイン・コーストの高級リゾート地ヌーサから、ゴールドコースト空港があるクーランガッタまでの海岸線と予想される。
6日11時時点の中心気圧は982ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は時速130キロ(秒速36メートル)と直近24時間で勢力は衰えていない。今後も「カテゴリー2」(5段階中下から2番目)の強さを維持したまま、ブリスベンからゴールドコーストにかけての国内有数の人口密集地帯を直撃する。
当局は、大雨による河川の氾濫、破壊的な鉄砲水、広範囲での洪水、強風による家屋の損壊や樹木の倒壊などに注意するよう呼びかけている。ダムの緊急放流が実施される可能性もあり、河川の下流域では注意が必要だ。
また、海上は大しけとなっている。上陸と大潮の満潮が重なると見られることから、海に近い低地では高波による家屋の損壊や土地の侵食、高潮による浸水に警戒する必要がある。
■災害時の備えに関する情報
Get Ready Queensland
2025年3月6日木曜日
豪東海岸にサイクロン接近、ブリスベン付近に上陸か
CNN NEWSから
ブリスベン(CNN) オーストラリアの東海岸にサイクロン「アルフレッド」が接近し、住民らが警戒態勢に入っている。南に寄った異例の経路をたどり、クイーンズランド州南東部の州都ブリスベン南郊に上陸する見通しだ。
豪気象当局によると、アルフレッドは5日の時点で風速約33メートルの猛烈な風をともない、海岸から約400キロの海上を西へ進んでいた。
6日未明にはカテゴリー1のハリケーンに相当する勢力で上陸し、海岸に5メートルを超える高波や最大10メートルの高潮が押し寄せる恐れがある。
アルバニージー首相は5日、ブリスベン市内で「クイーンズランド州南東部やニューサウスウェールズ州北部など、熱帯以外の地域がサイクロンに襲われるのは異例だ」と指摘した。
ブリスベン付近に前回、同様の勢力を持つサイクロンが上陸したのは1974年。同市内などで大規模な洪水が発生した。
専門家らによると、アルフレッドの被害はさらに南側のゴールドコーストや、ニューサウスウェールズ州北部で特に大きくなるとみられ、河川の氾濫(はんらん)などが予想される。
この地域は2022年に豪雨で壊滅的な被害を受けた。復興が遅れ、一部の住民は今も仮設住宅やテントでの生活を強いられている。
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