2016年2月1日月曜日

豪州各地を襲う大洪水 ラニーニャ現象で記録的豪雨

豪州各地を襲う大洪水
ラニーニャ現象で記録的豪雨

 昨年末から今年1月にかけて、大陸東部と南部の幅広い地域が大規模な洪水に見舞われた。QLD州では中東部の広範囲が冠水し、主要産業である石炭 や農業に打撃を与えたほか、1月に入ると南東部の市街地に人的被害が及んだ。VIC州でも1月中旬、州面積の約3分の1に相当する州西部のほぼ全域が災害 地域に宣言され、農作物やインフラに大きな損失が出ている。豪雨の原因とされるラニーニャ現象は史上2番目の勢力を記録、秋まで衰える気配を見せていない (1月26日現在)。

犠牲者はQLD州南東部に集中
 豪気象局(BOM)の観測データによると、大陸東部では12月末までの約1カ月間に4回の大雨を記録した。このうち12月23~28日には、ケアンズ南 方に25日上陸したサイクロン「ターシャ」の影響で激しい豪雨となり、QLD州中東部の多くの測候所で1日当たりの降水量の史上最高記録を上回った。 QLD州と豪東部では12月1カ月間の降水量記録も更新した。

続きは日豪プレスで・・・

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