2016年12月28日水曜日

農林水産省 動物衛生課 国際衛生対策室

この度、農林水産省 動物衛生課 国際衛生対策室より、観光庁観光産業課を通じ
年末年始及び春節期間中における動物検疫の強化について情報提供がありました
ので、以下にお知らせいたします。
つきましては、関係先への情報提供・注意喚起等をお願いいたします。

                            OTOA安全対策委員会
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 年末年始及び春節期間中における動物検疫の強化について (協力のお願い)
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日頃から、動物検疫業務に御理解と御協力を賜り感謝申し上げます。

現在、中国、韓国、台湾等の諸外国・地域においては、口蹄疫や高病原性
鳥インフルエンザ等の家畜の伝染性疾病の継続的な発生が確認されており、
欧州においてもスウェーデン、フランス等で高病原性鳥インフルエンザの
発生が確認され、国内においても高病原性鳥インフルエンザの発生が確認
されたところです。またロシア、ポーランド等ではアフリカ豚コレラの
発生も確認されております。

農林水産省動物検疫所(以下「動物検疫所」という。)においては、これらの
疾病の我が国への侵入防止のため、発生国・地域からの畜産物輸入を禁止して
いるほか、空海港での入国者に対する靴底消毒、海外での家畜との接触歴等に
関する口頭質問、動植物検疫探知犬による探知活動を実施するなど、水際検疫を
徹底しているところです。

また、訪日外国人旅行客2020年4,000万人の目標に向けて政府一体と
なって取り組んでいるところ、2016年1月から10月の訪日外国人旅行客は
約2,011万人(同期比23.3%増)に達し、特に中国、韓国、台湾からの
訪日旅行客数が増加しています。今後も訪日旅行客数の増加が見込まれ、かつ、
これから年末年始及び春節期間(平成29年1月28日の前後数日間)を迎える
ことに伴い、人や物の動きが一層激しくなることから、これらを介した家畜の
伝染性疾病の侵入リスクが極めて高くなることが予想され、いつ侵入しても
おかしくない状況にあります。

そのため、動物検疫所においては、日本の検疫制度について訪日前に認識して
いただき到着時に旅行者が不快な思いをしないよう、多言語ホームページに
よる水際対策の情報提供を行うとともに、引き続き、水際対策の周知・徹底を
行うこととしております。

つきましては、下記の内容について関係先へ周知いただき、水際対策の周知に
御協力いただけますようお願いいたします。


                 記

動物検疫所ウェブサイトへのリンクバナー等を設定して、ホームページ上で
動物検疫に関する情報提供を行うことに御協力をお願いいたします

* 農林水産省ホームページ
 空海港における水際検疫の強化について
 URL http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/quarantine_beefup.html

* 動物検疫所ホームページ
・家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために~海外へ旅行される方へのお願い~
 URL http://www.maff.go.jp/aqs/topix/mizugiwa.html
・Animal quarantine information for travellers to Japan
 URL http://www.maff.go.jp/aqs/languages/info.html

* 政府広報インターネットテレビ
 動物検疫・植物検疫 ~海外からの持ち込みに注意~
 URL http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9589.html

以上

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