2017年3月3日金曜日

2016/17年、シドニーのこの夏はオーストラリアの気象観測史上もっとも暑い夏を記録した。

ABC放送(電子版)が伝えた。

 シドニー首都圏の今夏の記録には、最高気温が2月11日、リッチモンドの空軍基地で観測された摂氏47度、夜間最高気温が12月14日、パラマッタ・ノース、スプリングウッド、シドニー空港で観測された摂氏27.5度、1日の最大降水量が2月8日、シドニー・オブザバトリー・ヒルで観測された85mmなどとなっている。ただし、シドニー首都圏の過去最高記録としては、1939年の摂氏47.8度というのがある。

 シドニー・オブザバトリー・ヒルでは、11日間の摂氏35度以上があり、最高・最低・平均気温すべてで新記録となった。また、ウエスタン・シドニーでは、リッチモンドで摂氏40度を越える日が10日という記録を樹立した。

 また、摂氏20度を越える日が58日あり、今夏の間1日も摂氏15度を下回ることがなかった。

 降雨に関してはそれほど目立った統計はなく、オブザバトリー・ヒルでもっとも平均的な降雨日32日だった。また、降水量25mm以上を記録した日は5日あり、ほとんどが2月上旬で市内各所で局所的洪水をもたらした。

 NSW州全体では、2月にワルゲットで摂氏47.9度を記録した。また、もっとも乾燥した2月として、ヤンバで3.6mmを記録しており、90年前の記録を塗り替えた。
■ソース
Sydney weather breaks new record with summer the hottest on record

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