2020年3月3日火曜日

シドニー / 「新型コロナウイルス」の現状について (2/29現在)

情報提供:株式会社トランスオービットさんからです。(OTOA情報より転記)

全世界的に感染が拡大している「新型コロナウイルス」について、2020年2月29日現在の日本からオーストラリア・シドニーへ渡航した際の状況をお知らせいたします。

なお、2月29日現在、オーストラリア政府は日本滞在・通過者に対するオーストラリア入国に関して制限を設けておりません。

■ 羽田空港チェックイン時
羽田空港のANAチェックインカウンターでは、通常の危険物所持有無の質問に加え、14日以内の中国本土滞在歴の有無、及びダイヤモンド・プリンセス号に乗船していなかったことの確認を受けました。
チェックインカウンターは、通常時と比べて空いているよう感じます。
羽田空港、国際線ターミナル全体が閑散としておりました。 

■ ANA便機内の様子
東京~シドニー線を運航するカンタス航空、日本航空に比べると、元々ANA便は日本人の割合が他航空会社より高かったのですが、この日は7割が日本人、残り3割がオーストラリア人という感じでした。
日本人はほぼ全員マスク着用、オーストラリア人はマスクをしている人、していない人は半々でした。
ANAクルーは全員マスクを着用しています。
機内はパラパラと空席がある程度で、9割の座席が埋まっており、以外にも多くの人が乗っている印象を受けました。

■ オーストラリア到着後の入国審査での様子
スマートゲート(自動入国審査機)で入国審査を行いましたが、これまで無かった「14日以内に中国本土に滞在または通過をしたか」の質問が一番最初に追加されておりました。
その他は通常時と同じ、サーモグラフィ等による検査は行われていないようでした。

■ オーストラリア到着後の税関検査での様子
特に通常時との違いは見られませんでした。

■ シドニー市内の様子
シドニー空港では到着客を中心にマスクをしている人を見かけますが、シドニー市内ではマスクを着用している人を見かけることはほとんどありません。
マスクをする必要がある=体調がすぐれない場合は職場・学校を休む、というのが一般的な考えのため、元々マスクをするという習慣がオーストラリアにはありません。
逆にマスクを直用していると「この人は具合が悪いのか、ならば近づかないでおこう」と警戒の目で見られる可能性があります。

なお現地では、イベント等は通常通り行われています。
2月29日には、世界中より毎年100万人を超える人が集まるLGBTの祭典「マルディグラのパレード」も例年同様に開催されました。

以上、オーストラリアへのご旅行時の参考になれば幸いです

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