平素より格別なるご高配を賜り誠にありがとうございます。
2019年10月26日よりウルル登山が完全に禁止される事態を受け、最後の登山チャンスを目的に、ウルル(エアーズロック)へ来訪される方がかなり増えてきております。中には登山チャンスを増やすために、ウルルへ 1週間近く滞在される方も出てきました。
弊社ツアープロダクトにおける登山オプションに関して、数多くのお問い合わせを頂いておりますので、ここで改めて 2018年度の弊社ツアーにおける登山オプションについてご案内申し上げます。
混乗ツアーにおける注意事項
§ 弊社の混乗ツアーにおいて、登山オプションが含まれるのは、日本語ツアーの午前の観光『ウルルサンライズとふもとめぐりツアー』(ツアーコード: Y35)のみとなります。午後の登山のオプション、英語ツアーでの登山オプションはありません。
§ Y35ツアーにおいて登山口が開き、1時間以上の登山時間を提供できたのは、過去 9年間の平均で30.1%です。近年の状況では、 2017年が26.7%、2016年が22.3%となります。1週間近く滞在したにも関わらず、登山が全くできなかったというケースも発生しておりますので、お客さまは注意喚起をお願いします。
§ Y35ツアーへ参加同日に、別の都市へ移動される場合、QF1940便とJQ665便は出発がかなり早いため、当ツアーへ参加することはできません。 VA1628便は参加可能ですが、出発が早いため日本語ガイドの空港往復送迎が含まれたパッケージ( JY36/JY36B/JY29)にてご予約いただく必要があります。
混乗ツアーにおける登山再挑戦ツアー
§ Y35ツアー参加時に登山口が閉まり、登山時間が1時間以上取れなかった場合、 2泊以上滞在される方は、翌朝、登山再挑戦ツアーへ参加することが可能です。
§ 再挑戦ツアーは通常、翌日のY35ツアーに再参加いただく形でご提供いたしますため、再挑戦ツアーに参加同日に QF1940便とJQ665便にて出発予定の方は、当ツアーに参加することはできません。また、 VA1628便は参加可能ですが、日本語パッケージ( JY36/JY36B/JY29)にてご予約いただく必要があります。
§ 日本語ガイド付き空港往復送迎が含まれた日本語パッケージ(JY36/JY36B/JY29)にて予約された方に限り、この登山再挑戦ツアー( Y30)は無料で提供いたします。
§ 再挑戦ツアーのオファーは1回のみとなります。3泊以上滞在される方で、 2度目の再挑戦ツアーへの参加をご希望の方は、有料(Y29:特別料金$70、15歳以下$35)にて参加することが可能です。ただし、空き状況によります。こちらは事前予約はお受けしておりません。ツアー参加当日にお客さまから弊社ガイドへお申し出いただくようご案内下さい。
§ 日本語パッケージではなく、Y35のみ単品でお申し込みの方は再挑戦ツアーの無料オプションは含まれませんが、参加をご希望の方は、有料( Y29:特別料金$70、15歳以下$35)にて参加することが可能です。こちらは事前予約はお受けしておりません。ツアー参加当日にお客さまから弊社ガイドへお申し出いただくようご案内下さい。
チャーター(専用車)手配におけるウルル登山オプション
§ 3月~11月の期間、その日の最高予想気温が35度以下の場合、午後に登山口が開く可能性があります。ウルル・コンビネーションにてチャーター手配している場合、午後と午前のツアー行程を一部逆転させて、午後にウルル登山、日の出後にカタジュタ散策を行い、登山のチャンスを 2回に増やすことが可能です。
§ 12月~2月の夏季は最高気温に関わらず、午前8時以降は登山口が必ず閉鎖されるため、午後の登山オプションはありません。また、3~ 4月、10~11月についても、比較的まだ暑い日が多く、最高気温が 36度を超える場合には、午後の登山オプションはありません。
§ 午後のウルル登山のオプションをご希望の場合は、添付の『午後のウルル登山のオプション』の注意事項をご確認いただき、ウルルへ到着の際に添乗員より弊社ガイドへお申し出いただくようご案内下さい。
§ 冬季は日の入り時刻が早いため、ASP経由便QF1941便で到着後、午後の観光を手配される場合、通常期より 15-30分ほどツアー時間が短くなります。そのため、特に 5~7月、午後に登山ができたとしても、登頂できる十分な時間(平均 2時間)を確保できない可能性があります。
§ 午前の観光の後、QF1940便およびJQ665便でご出発の場合、時期によっても異なりますが、ツアー時間がかなり短くなります。特に 5~7月、QF1940便出発の場合は、ウルル・サンライズ観賞ののち、登山口に立ち寄ることなく、そのまま空港へ向かう必要があります。夏季( 10-3月)でしたら、サンライズ観賞の後、多少登山する時間を取ることができますが、登頂する十分な時間(平均 2時間)はありませんので、『登頂』という表現は使わず、『プチ登山』『登山体験』というような表現をお勧めします。
チャーター(専用車)手配における登山再挑戦ツアー
§ ウルル・コンビネーションにてチャーター手配をし、2泊以上滞在されるグループで、翌朝に登山の再挑戦をご希望の方がいる場合、上記の混乗ベースの再挑戦ツアーへ 有料(Y29:特別料金$70、 15歳以下$35)にて参加することが可能です。
§ 再挑戦ツアーは通常、翌日のY35ツアーに参加いただく形でご提供いたしますため、同日に QF1940便とJQ665便にて出発予定の方は、当ツアーに参加することはできません。
§ 予めこちらの再挑戦のサービスを確約して販売をご希望される場合は、事前予約が必要となりますので、ご予約の際にチャーター部門へ手配可否をご確認下さい。料金は 16歳以上$70、2-15歳の子供$35、コミッションは発生しません。当日、再挑戦ツアーをご希望された人数分 x左記料金を後日、Invoice精算にてご請求させて頂きます。
ウルルの魅力は登るだけではありません
§ 先住民アナング族は安全および文化的理由によりウルル登山を推奨していません。ウルルのふもとを散策して、先住民の壁画を観賞したり、古来より語り継がれた神話に耳を傾けることで、彼らの文化に触れていただくことを望んでいます。
§ 登山以外にも、添付資料にもありますように、数多くのアクティビティでウルルの滞在を満喫していただくことができます。
o ヘリコプターやキャメルライドのオプショナルツアーに参加して、色々な角度からウルルの景色を堪能。弊社では、ヘリコプターやラクダなどオプショナルツアーを手配することが可能です。
o ドラマ『世界の中心で愛を叫ぶ』の撮影地となった『キングスキャニオン』を散策。弊社では、日帰りでキングスキャニオンを訪れる英語ツアー( Y19)を催行しています。
o カタジュタの36個の岩群の奥へと進んでいく『風の谷』トレッキングへ挑戦。弊社では、カタジュタのサンライズを観賞した後、風の谷カリンガナ展望台への 2時間半トレッキングを含む英語ツアー( Y50)を催行しています。
o 5万個のソーラーライトが織り成す光の草原『フィールドオブライト』を散策。弊社では、フィールドオブライトの散策とウルルとカタジュタを眺望する丘にてサンライズ観賞をお楽しみいただくことができる英語ツアー( FOL)を催行しています。
§ 登山以外の魅力を大いに伝えていただき、上記のオプションを組み込み販売をしていただくと、例え登山できなかった場合でもお客さまの満足度は下がることはなく、リピーター率の増加にもつながる傾向にあります。
本件につきまして、何かご不明な点などございましたら、ご連絡下さい。