2019年12月10日火曜日

シドニー郊外、ブルーマウンテンズ地区にて発生している「山火事」に伴う影響‐続報

火事はその後も延焼を続け、現地時間本日12月09日(月) 午前10:00時点で1,915haまで広がっております。
12月07日から再開されたシーニックワールドでは、スカイウェイ、レイルウェイ、ケーブルウェイとも運行されておりますが、これらの全ての乗り物はメイン・ステーション発着の往復のみ乗車可能となります。
スカイウェイのイースト・ステーションからの乗車、レイルウェイとケーブルウェイのボトム・ステーションを結ぶボードウォークは閉鎖となっています。
エコーポイントも引き続きオープンしており、このエコーポイントからスリーシスターズまで歩いて行ける「スリーシスターズ・ウォーク」の散策路もオープンし、立ち入りが可能となっております。
エコーポイントからの展望は訪れる時間帯にもよりますが、本日午前10:00頃のエコーポイントからはスリーシスターズを臨むことはできるものの、ジャミソンバレーの谷は煙霧に覆われてほとんど見えない状態でした。
ブルーマウンテン地方議会の決定により、本日12月09日より下記の展望台が再開され、立ち入りが許可されました。
■ 再開された展望台
 * カトゥーンバ滝
 * クリフビュー展望台
 * ハネムーンルックアウト
 * ルーラカスケード
 * オリンピアンロックとエリシアンロックルックアウト
 * サブライムポイント
 * リンカーンズロック(キングステーブルランド)
■ 引き続き閉鎖されている展望台
 * ランドスライド展望台
 * サイクロラマポイント
 * マライタポイント
 * イーグルホーク展望台
ルーラ、カトゥーンバの街の商店等は、ほぼ正常通り営業しておりますが、ブルーマウンテン地区では焦げた臭いと煙たさが感じられます。なお、ブルーマウンテンへの各ツアーは、12月07日(土)、または12月08日(日)より一部行程を変更し運行が再開されております。
明日は30度を超える気温が予想され、引き続き雨の降らない晴天が続く予報であることから、引き続き注意が必要となっております。
---
シドニー上空には若干まだ煙霧が残っておりますが、大気の状態はこの週末の間に大きく改善され、PM2.5の値は本日12月09日(月) 午前10:00の時点で「良い」(Good)とされる63まで減少しました。
これに伴い、シドニー市内に対して発令されていた、環境局からの大気質に関する警報も解除されました
現在当該地域にご滞在中、また近日中に訪問予定の方は、引き続き最新情報に十分ご注意ください。
★ 参考:
* シドニー近郊の山火事発生状況
* シドニー近郊交通規制状況
* ブルーマウンテン・ガゼット
* ブルーマウンテン地区村議会

0 件のコメント:

コメントを投稿