クイーンズランド州のフレイザーコーストの港町ハービーベイで行われた世界クジラ目連盟(WCA-World Cetacean Alliance)が主催する世界クジラ会議に、環境保護における有識者やエキスパート、サイエンティストなど100名以上が参加し、「クジラを見るのに最適である保護していくべき場所」として、会議開催地のハービーベイが遺産に認定。
評価の基準はさまざまあるが、特にクジラの観光やホエールウォッチングサイトが遺産として登録される場合には環境保護への貢献度と地域コミュニティによるザトウクジラ観光をサポートする取り組み方で、ハービーベイの人々のクジラへの愛溢れる街づくりが認定に繋がった。
30年前にオーストラリアで初めてホエールウォッチングビジネスを開始したクジラ観光のパイオニアの町であるハービーベイは、南アフリカのダーバンに一歩先駆ける形で最初の世界クジラ遺産として認定されることとなった。
世界遺産であるフレイザー島の玄関口としても有名なハービーベイは今後このクジラ観光のトップデスティネーションとしても展開が期待される。
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